計算はできるのに文章題が解けない?
苦手になる3つの原因と夏休みの克服法
「計算問題ならできるのに、文章題になると手が止まってしまう」 その原因は、単純な読解力不足とは限りません。
小学生の算数学習では、「計算はできるのに文章題が解けない」というお悩みは珍しくありません。
大切なのは、「文章を読む力がない」と一括りにするのではなく、文章題を解く流れのうち、どの段階でつまずいているのかを確認することです。
文章題を解く4つの段階
文章題を克服するには、問題数を増やすだけではなく、この4段階のどこで止まっているのかを見つける必要があります。
文章題が苦手になる3つの原因
原因1 問題文の状況をイメージできていない
文章を目で追っていても、「誰が」「何を」「どのようにしたのか」を具体的な場面としてイメージできていないことがあります。
その場合は問題文を音読し、「誰のお話?」「最初に何があったの?」「その後どうなったの?」と聞いてみましょう。
「この問題はどんな場面か、自分の言葉で説明してみて」
答えをすぐに教えるのではなく、子ども自身に考え方を説明してもらうことが大切です。
原因2 分かっていることと求めることを整理できていない
問題文の中に複数の数字が出てくると、どの数字を使えばよいのか分からなくなることがあります。
大切な数字や言葉に印をつけ、線分図・表・簡単な絵などを使って、数の関係を見える形にしましょう。
「分かっている数字はどれ?」「最後に何を答えればいい?」
情報を整理する力は、小学校の算数だけでなく、中学生になって学習する方程式・関数・文章題にもつながります。
原因3 特定の言葉だけで計算を決めている
「増えたから足し算」「残りだから引き算」といった言葉だけを手がかりにすると、問題の状況によっては誤った式を立ててしまいます。
式を立てた後には、「なぜこの計算をするの?」「この数字は何を表しているの?」と確認してみてください。
答えが出た後は、単位が合っているか、問題の状況に合った答えになっているかまで確かめましょう。
夏休みは1問ずつ丁寧に考える
夏休みは、たくさんの問題を急いで解くよりも、1問ずつ考え方を丁寧に確認する学習が効果的です。
間違えた問題は答えだけを直すのではなく、「読む」「整理する」「式を立てる」「確かめる」のどこでつまずいたのかを振り返りましょう。
一人ひとりのつまずきに合わせて指導します
高木塾 東豊中校では、小学生一人ひとりの解き方を確認し、どの段階に課題があるのかを見つけます。
必要であれば前の学年や単元まで戻り、答えを教えるだけではなく、自分で考え方を説明できるようになるまで丁寧に指導します。