高校1・2年生の大学受験対策
英文法の次は何をする?
「文法→英文解釈→長文」の正しい進め方
文法問題は解けるのに、長文になると読めない。そんな高校生に知ってほしい英語学習の順序を解説します。
英文法を何周しても長文が読めない理由
「英文法の問題集は何周もしたのに、模試の長文が読めない」
高校1・2年生から、このような悩みを聞くことがあります。
文法問題で正解を選べることと、実際の英文の意味を正確に理解できることは、必ずしも同じではありません。
大学受験英語では、英単語・英文法・英文解釈・長文読解を段階的に学び、それぞれをつなげることが大切です。
① 英文法|基本を理解したら次の段階へ
まずは時制、不定詞、関係詞、分詞など、英文を読むために必要な基本文法を身につけましょう。
ただし、すべての文法問題を完璧にするまで英文解釈を始めない、という進め方はおすすめしません。
基本事項をある程度理解できたら、英文解釈にも取り組み、必要に応じて文法に戻る方法が効果的です。
② 英文解釈|一文を正確に読む力をつける
英文解釈では、主語(S)・動詞(V)・目的語(O)・補語(C)や修飾関係を確認し、英文の構造を理解します。
- 文の主語と動詞を特定できるか
- どの語句がどこを修飾しているか
- 意味のまとまりごとに訳せるか
- 訳の根拠を文法的に説明できるか
単語の意味を並べるだけではなく、なぜその訳になるのかを考えることが重要です。
③ 長文読解|文章全体を理解する
一文ずつ正確に読めるようになったら、長文読解の演習を増やしていきます。
長文では英文の意味だけでなく、段落同士のつながり、筆者の主張、具体例と結論の関係にも注目しましょう。
最初は時間をかけて正確に読み、慣れてきたら制限時間も意識して練習します。
なお、単語学習はすべての段階で継続します。長文で出会った未知語も復習しましょう。
教材選びで大切なのは「理解度」
難しい教材に進むことが、必ずしも成績アップにつながるわけではありません。
今の教材で、正解の理由を説明できるか。間違えた英文を自力で読み直せるか。こうした理解度を確認してから、次のレベルへ進みましょう。
高2のうちに基礎を積み重ねておくことで、高3で志望校の過去問演習に取り組むための土台を作れます。
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